ペットビジネスから犬や猫を守る(作左部和雄)

小さい頃はっ超田舎に住んでいた事もあってか近所に犬を飼っている家が結構あり、今ではあり得ない事なんですけど結構放し飼いが多くてそういう意味で犬の友達が多かった気がします(謎)。
ごはんの邪魔をして思いっきり噛まれて出血大サービスをした事があり、傷跡はまだ左手に残っていますが私の人格形成における大事なことは大抵犬に教わりました。
と、前置きはさておき今までありそうでなかった本を読んだので感想をば。きっかけはねぇ。まぁ仕事上読んじゃった理由が大半ですが、やはり今の実家がペットの処分数が全国ワーストワンな某F県に住んでいたからでしょうね。
国内のペット市場全体で訳九割が犬猫と言われています。2005年の時点で飼育頭数はあわせて2,500万頭にものぼり、野良とか含めるともっといると言われています。その中で何らかの理由で保健所等で殺処分されるのが年間40万頭(犬16万+猫24万)にも登るそうです!これは先進国ではワーストらしく、カナダの140倍にあたるという事実に驚かされます。概算すると月で3.3万頭、1日に1,110頭、1時間で46頭という事で1.3秒に1頭が人の手によって殺められている計算になります。勿論飼う環境が国で異なるので一概には言えないと思うけど、飼い主の「離婚」が原因で飼っていたペットが路頭に迷うケースが最も多いとのことでした。
また、保健所や動物愛護団体に集められたペットの90%以上が、里親がみつからないまま殺処分されているという事。こういった事態の裏にはペットブームがある事は間違いなく、それに乗じてビジネスとしてペットを「商品」として見てきた市場に原因があるみたいです。ブリーダーという職業にも悪徳なのがあり、蔑称として「パピーミル(子犬工場)」と言われています。交配するだけのために生まれた命。そして親近交配によって奇形が生まれ、「不良品」として動物実験や、ゴミのように捨てられる命・・・。読んでいてかなり思いつまされる内容でした。
2006年に日本で動物愛護管理法が施行され、ようやく先進国としてのペット法律のインフラが進んできているとはいえ、「ペットは家族の一員」という認識が19世紀から一般化しているイギリスをはじめとする欧米からみると、ショーケースごしにペットを展示するペットショップは、間違いなく「動物虐待」とみなされるらしいです。ここ5年くらいでしょうか。ペットショップが乱立してきたように思いますし。ほぼ8割型生体を扱っているお店です。「商品」として存在している犬猫にも命があります。売れ残った末路を考えると…おぉぉ、恐ろしい。
そういった悲劇を出さないためにも、著者はペットと共生するための6ヶ条をここに挙げてみましょう。
1)安易に飼わない
2)捨てない
3)鑑札や迷子札など飼い主の身分が分かるものを付ける
4)迷子にさせない
5)いなくなったらすぐ捜す
6)不妊処置をする
2010年には2兆円市場になるといわれるペット業界。ブームというのは怖いとつくづく思う今日この頃です。
実家は元々犬を飼う気はなかったんですが、貰われずに路頭に迷った犬をひょんな事から飼う事になって今日に至ります。勿論人間よりずっと早く天寿をまっとうするのでその寂しさは想像以上ですけど、きっと何かしらの+になる事を学ぶことができると私は思います。
今日はいつになく真面目な内容になってしまいました。そしてえらい長い。
さてお待ちかねの週末です。おやすみなさい☆
あ、誤字指摘ど−もでした(笑)
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