ダンディ鷹山、セクシー大下。
BGM=冷たい太陽/舘ひろし
はいどうもこんばんは。会期迄丁度あと3週間に差し掛かってしまった背水の陣、56noでございます。
週末は、横浜にいました。
当ブログにて先述しましたが、横浜開港150周年という事で『Y150』というイヴェントを観に行っていました。
目的は、日本初のフランスの巨大アート集団「ラ•マシン」による動くオブジェと、全く合わなそうな作家二人(岩井俊二と北村龍平)による未来シアタ「BATON」を観ることでした。
色々楽しみにしていたので敢えて下調べなしで現地に。週末という事もあって人がいっぱいいるんだろうなぁと思いきゃ、最寄り駅の「馬車道」下車後すんなり入場。
「わぁ、ラッキー」くらいにしたその時は思わなかったのですが、その時点でこのあと起こるであろう事態に僕は気づく由もなかったのであった。
入場後すぐに巨大蜘蛛がお出迎え。
「レ・メカニック・サヴァント」(博識な機械)というテーマのこのオブジェ。大きいので会場に入らずとも見えてしまうという代物。
胴体と脚の下にそれぞれ複数のパイロットが操縦しています。写真じゃなかなか伝わって来ないんですけど迫力満点でした。
(というわけで動画を上げてみました:其の一/其の弐/其の参/其の四/其の伍)
フランスの集団の割には、電撃ネットワークテイストの日本人スタッフが運転していたりもしたのですが、まぁ、ここまでは凄く楽しかったです。
入場してすぐに観られてラッキー。
そのように感じておりました。
その後、もう一つの楽しみの「BATON」へ。
会場迄うねった順路で並びます。豪華出演者の写真と、
ところどころにメイキングのインタビューが流れておりこれは期待できそうです。人並がスムーズに流れて、これもすんなり入場できました。
観ました。
………。
んー。何かが違う、何かが。
予習して来なかった僕も僕だが、いきなり「第2章」からはじまり、説明的な台詞と、場の空気を読まない「KY」な展開。そしてモーションキャプチャーによるぎこちないアクションと大雑把なグラフィック…
美しさを追求する岩井俊二と、ケレン味のあるアクションが定評の北村龍平のどちらの良さも生かされてない映画だったと思いました。
かなり不完全燃焼。
豪華出演陣も生かしきれておらず、最後のロールをみて初めて「ああ、あの人も出てたの」と分かる具合。
主題歌が昔よく聴いていた種ともこだったのでそれも楽しみだったんですけどはてどこで流れていたのか??
アニメなんだか、実写なんだかどっち付かずで大変残念な出来。
わざわざ映画でなくともiPodサイズで丁度いいグラフィック。
制作スタッフが好きな組み合わせだっただけに、これでも控えめに書いているつもりですがひでえ作品でした。
これって3部構成(20分×3本)となっており、会期中にそれぞれ放映されるものが異なるのですなわち毎回入場料を払わないと全部観られないシステム。
今回僕が払ったのが前売りの¥2,200(当日は¥2,400)。少なくとも¥6,600円払わないと全部観る事ができないのです。
↑もうね、予告編が一番いい出来だと思います。
そのうちDVDでも出るでしょうから、ゆくゆくはTSUTAYAで…もといYouTube等にアプされるでしょうから、そこまで待って閲覧することをおすすめします。
まぁ、両氏とも横浜出身じゃないですし、どちらかといえばカルトなジャンルを確立している作家なので、ワクワク観に来た家族連れにとっては酷だったろうと思います。事実、子供には内容が難解だったのもあってか閲覧中に怖がる子、退屈で貧乏ゆすりを始める子、たった20分なのに寝てしまう子もいましたよ。
数年前、僕が関東に出て来て初めて観た「日本以外全部沈没」上映後の家族連れとちょっとかぶったリアクションで個人的にはそっちが楽しめましたが。
例えるならば、劣化版FREEDOMのようなものと思ってください。
(あ、まだFREEDOMのほうが面白いです)
素人にはおすすめできない。
…もう二度と観ねぇ。
他は特に見所…横浜市民の方には申し訳ないけど僕の琴線に触れるものが本当になかったです。初デートでY150を選択された方、失敗する確率が高いですので覚悟してどうぞ。
今回のタイトルは僕がイメージする横浜を挙げるなら迷わず「あぶない刑事」を連想するからなんです。というか、ローカル出身の僕にとって横浜といえば「アブデカ」と「銀蝿」と「CKB」なんです。これほんと。
冒頭のYouTubeにもありますが、有名なエンディングで写っている赤レンガ倉庫のある無料エリア。
こっちの方が断然楽しかったです!!
謎のお店も
色々
ありましたが、(怖えぇフードコート)
横浜は何味やねん!!
赤レンガ倉庫の埠頭に沿ってとある蒲鉾状の建物があったので観光客の流れのままにふと入ってみました。「工作船展示館」と書かれたこの建物。てっきり趣味のボトルシップか何かを作って展示してあるんだろう、と軽い気持ちで入ったらばこれがえらくトンデモない雰囲気でおどろきました。
気になる方は上の「工作船展示館」をクリックしてね。
…とまぁ、重い雰囲気ながら非常に真面目でシビアなものだったとさ。加えてそんな展示品のすぐ横にこんなキャラクターのグッズ販売なんかあるもんだからこらまたビックリ!
かわいくて、キャッチーなだけに場所とまったくマッチしておらず。商魂たくましいというか、個人的にはY150のキャラクターよりも出来が良いだけに残念でたまりません。
なんだかんだ言って展示物を怖々観てきました。
入場無料ですし、Y150よりも観る価値あり!といった感じでした。でもまぁ多分もう怖くて行きませんけどね。観光気分で訪れてすいませんでした。
横浜は元々景観が良いので街全体がただ歩いて楽しいんです。有料エリアに入らなければ良かった…と今も後悔しております。
帰って来て恐る恐る2chを閲覧したらば、案の定負のパワーで漲っており「BATON」に至ってはなんてネタ以前な扱いに。
…ふぅ。さて続き。
そのまま流れで山下公園にて。
人だかりができてたので観てみると大道芸人。
Mr.カズキという芸人さんで、この道10年のベテランさん。これも写真ではアレなのでようつべにアップしてみました。
(動画1/動画2/動画3)
プロの方なので今更どうこう言うつもりはないんですけど兎に角うまいです!
大道芸をあまり間近で観る機会がないので新鮮だったのもありますがこれぞエンターテイメント、みたいな。
いい仕事を見せてもらった。そんな感じでした。
僕も今の会社、同じく10年目なんですけど、まるでなっちゃいないなぁと自己反省などしてしまった訳なんですけどね、あはははははははは。
すっかり力を貰った気がしました。素直にいいものを観たのでお捻りを奮発。最初からこれを観ればよかったと思ったんだとか思わなかったんだとか。
そして、そのままの流れでマリンタワーへ。
特撮でよくあるアングルで写ってみました。
子供の頃1回だけ訪れた事のあるタワー。昭和の香りを醸しつつ、化粧直しが終わった外観がシックになってました。個人的には赤みのある鉄骨組が好きなんですが。
わぁ、カップル共でいっぱい!!
展望台の眼下は目下挙式の真っ最中。なるほど、そういう事か!
とまぁ、ガリバー現象だとは思いますが「こんなに小さかったっけ?」という印象でしたがいざ登ると高所恐怖症が再発してスリル満点。ウン十年ぶりのタワーでしたが至極満足しました。Y150のチケットで展望台の割引が効いたのでそういった点では良かったなと思います。
お客さんもそんなにいなかったせいか
従業員のやりとりもコントに見えるぜ!!
と、テキトーに散策させていただきました。
リニューアルとの事だったんですけど、適度に残しておくべきものはそのままになっていて好印象でした。
その後は言うまでもなく中華街でうまいものを食べて、帰還。しばらく遊べない状態になるのもあってか、いい休日でした。
えーと、「ブイヨン友の会」ってのが非常に気になったんですけどね。ググっても出てきません。
そんなこんなで会期迄泣いても笑ってもあと3週間。
今回はY150、散々批評しっ放しだったんですけど、来月には僕の展示も同じようにボロクソ言われないようにするだけです。ええ。
というわけで本番までこの日記はお預けという事でよろしくお願いします。
ではでは、お休みなさいませ。
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コメント
なんだ声かけてくれれば良かったのに。
といいつつ自宅軟禁状態でしたけどね。
横浜博、歩いて数十分で会場に行けるにもかかわらず、
未だに脚の向かない自分ですが、レビューを読んで、
さらに行く気がなくなりました(笑)
でも、マリンタワーも氷川丸も行ってないから、
そろそろ横浜探訪するべきなんだけど、
住んでると出歩かないもんだね〜。
投稿: エコナ | 2009年6月24日 (水) 08時44分
2年くらい前に確か横浜近くに住んでました。その時から知っていたものの、今住んでいるのは真反対で東京縦断しないと行けなくなってしまい、どうしようかと思っていました。
あの蜘蛛は生で見てみたい気もするのですが、その他が、、行った友人の話ではやっぱり同じようなレビュ―で(笑
来月、個展あるんですね。
ぜひ伺いたいと思います!
そうそう、今週末には自分もグループ展に出ます(今更ながら)。
今週末から来週までだなんて、そんなどころじゃないかもしれませんが、、、
加えてコメント欄に恐縮ですが、詳細を貼らさせていただきますので、よければどうぞ宜しくお願いします。
http://honda-works.net/?eid=98
投稿: ホンダシュンイチ | 2009年6月26日 (金) 12時51分
>エコナ殿
テーマパークとは大体そうなんですけど
地元民ほど行かないっつーか(笑)
とりわけ今回は素人にはおすすめできない感じです。
是非、無料エリアへお越しください。
オキちゃんが飛んでいかなければ肩にとまらせて山下公園を闊歩すれば人気者間違いなしだと思います!
>ホンダシュンイチ 殿
蜘蛛は、実は入場しなくても観ることができたりするので益々中に入る意味が分からない感じです。2,400円払うなら旨いものを食べた方がずっとイイと思いますけど(笑)
個展、正直ヒヤヒヤなんですけど、お待ちしております。
グループ展、告知オーケーです。よろしくおねがいします。
投稿: 56no | 2009年6月29日 (月) 00時35分